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まずはセゾン投信で積立投信を始めました

セゾン投信で積立投信のタイトル画像


僕が自分の老後や年金についてちゃんと考えるようになったのは、
45歳をすぎてからです。(ちなみに、今現在58歳です)

それまでは、老後や年金については、
まだまだ先のことで、現実的なこととは考えられませんでした。

今になっては、もっと早くから考えていればよかったと思います。
ですので、若い世代の方たちで、つみたてNISAなどで老後に向けて資産形成を始めたている人が増えていると聞くと、それは良いことだと思うと同時に感心もしています。

僕は自営業なので年金は国民年金です。
なので将来、年金が満額で支給されるとしても月に6万円ちょっとのはずです。

40歳を過ぎたころからだと思いますが、
国民年金の上乗せ部分の国民年金基金も始めました。
最初は一口でスタート、50歳を過ぎたころから二口にしていますが、
それでも、上記の国民年金と合わせても、月に8万円ほどしか支給されないのです。

僕は持ち家なので家賃を支払うことなく暮らせますので、
生活費をじほるにしぼった生活をすれば
1ヶ月生活費8万円で暮らしていけないこともないですが、
キチキチの生活になりますので、
思わぬ出費とかがあればたちまち暮らしが苦しくなります。

なので、できる限り貯金もしていくけれども、
今は銀行預金の金利は無しに等しいですので
利回りを期待できる投信での積立もしていこうと考えたのです。

それで、積立投信について書籍を数冊読み、
最初の投資信託として選択するには、
1本の投資で分散投資できるバランス型投信が良いのでは、
という判断になりました。

バランス型投信は、
国内株、外国株、国内債券、外国債券、
これらに分散して投資することで、
安定した運用を目指すという投信です。

これにプラスして、
国内不動産、海外不動産にも投資して、
より分散するというタイプのバランス型投信もあります。

安定した運用を目指すので、
ローリスク、ローリターンということになります。


僕の感覚では、
最終的に10%とか20%のリターンがあれば万々歳ではないのか、
という感覚があったので、
最初は堅実優先でバランス型投信を選んで積立投信をはじめようと考えたわけです。


次に、具体的にどのバランス型投信にするか選択するわけですが、
バランス型投信もいくつかありました。
投資信託の運用会社が各々バランス型投信を設定しています。

当時、書籍などで学んで
確か、「ノーロード投信で信託報酬が低いものが良い」
という基準で選んでいった記憶があります。

ノーロード投信とは投信購入時に販売手数料がかからない投信のことです。

販売手数料がかかると、その分だけ、
運用できるお金が少なくなります。

つまり、毎月1万円で積立投信を購入したとして、
例えば、販売手数料が500円の投信なら、
運用できるお金は9500円になってしまうのです。

販売手数料が無料なら、
1万円すべてが運用できます。

これが毎月ずうっと続くわけですから、
10年、20年と積み立てていくことを考えると、
この手数料分が引かれるということは
運用面でかなり損をするということになります。

幸いにも、ここ4・5年のうちに証券会社さんも、我々積立投信を購入する者たちのニーズに応えてくれるようになり、販売手数料が無しのノーロード投信のラインナップ充実を図ってくれて、投資環境がかなり良くなっています。

次に、信託報酬という手数料ですが、
これも毎月差し引かれるので、なるべく低い方が良いのです。

販売手数料に対する考え方と同じで、
毎月引かれる信託報酬の額が低ければ低いほど、
その投資信託の投資効率は良くなるのです。

信託報酬は投資信託ごとに設定されていて、
年0.5〜2.0%程度が一般的と言われていましたが、
今ではインデックス型をはじめ0.1%台の投資信託が沢山あります。

インデックス型投信は株式指数に連動する形で投資するので信託報酬も0.1%台が多いですが、
バランス型投信は株や債券に分散して投資するので、その分、投資作業も増えることから、信託報酬が少し高くなります。

ちなみに、僕が積み立てているセゾン投信のバランス型投信である
「セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド」の信託報酬は
年0.57% ± 0.02%程度となっています。

この0.57%前後という信託報酬は
バランス型投信の信託報酬としては、
僕が投信積立を始めた2008年当時は低い方でしたが、
今は信託報酬も全判的に低くなってきているので、
バランス型投信としては標準的な信託報酬となっています。


以上のように、
販売手数料が無料のノーロード投信であること、
信託報酬がなるべく低いこと、
この二つを主眼に検討を経て、
僕はセゾン投信のバランス型投信である
「セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド」を
積立ようと決めた、という記憶があります。


積立投信を選ぶ基準として、
・販売手数料が無料である(ノーロード投信)、
・信託報酬は低い投信の方が良い
という考え方は、
10年、20年、それ以上のスパンにわたって投信を積み立てていくならば、
投資効率という点から見て
スタンダード的な考え方、
として覚えておくといいのではないかと思います。


それと、初めに選ぶ投信として、
堅実的な考えでローリスク・ローリターンの
バランス型投信を選ぶのが良いのではないか、
ということも、併せて検討してみるのが良いのではないかと僕は思います。

最初は堅実なバランス型投信で積み立てをし、
後に、違う投信も積立に加えようという時に、
米国株インデックス型投信とか、
日本株インデックス型投信とか、
ちょっとリスクが高い新興国インデックス型投信を積立に加えたりしました。

バランス型投信は継続して積み立てて、
他の投信は、その時々で入れ替えてみる、
というスタンスでやっています。


僕のセゾン投信の運用成績とか


僕がはじめての投資信託購入として、
セゾン投信の「セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド」の
積立購入を始めたのは2008年7月です。
この2ヶ月後の9月15日にリーマンショックが起きましたので、
今から思えば、偶然にも、投資を始めるには最高のタイミングだったと言えます。

僕のセゾン投信の管理画面の画像を掲載しますので、
投資を始めた年月や運用状況が分かると思います。
毎月一万円ずつを自動積立しています。

セゾン投信の管理画面のキャプチャ画像

評価額合計 2,170,525円
評価損益合計 740,525円
なので
元本 1,430,000円
運用成績はプラス34.1%
ということが分かると思います。

ちなみに、僕がセゾン投信で積立投信を始めたころは、
つみたてNISAという制度がまだありませんでしたので、
つみたてNISAでの積立ではないです。

つみたてNISA制度ができたときは、
別途マネックス証券で積み立てていた投資信託の方を
つみたてNISAでの運用にしました。


それでも老後2000万円には足りない


僕は、もうすぐ59歳になります。
年金支給は65歳からです。

あと6年間、積み立てられる期間が残されています。

しかし、それでも、老後2000万円には届きません。
というより、全然足りません。

しかし、地方の田舎に住んでいて、持ち家なので、
必ずしも2000万円準備できなくても、
ある程度の生活を維持できるのではないかと思っているのですが、
それでも、心配なのは心配です。

国民年金と国民年金基金と合わせても月8万円程度の支給なので、
ある程度の生活を維持していくには13万円ほど必要ではないかと考えていて、
毎月5万円を年金以外から補完する必要があります。

例えば、僕が85歳まで生きると仮定すると、
5万円×12ヶ月×20年となり、
1200万円が必要となります。

果たして、あと6年で、
預金と投資信託などの投資で1200万円に届くか、
結構不安ではあります。

新型コロナウイルスにより収入も減っていますし、
今後、コロナ前の収入に回復するかという不確定部分もあります。

しかし、ネガティブにばかり考えていても仕方がありませんので、
以前の仕事を継続するにしろ、
新たに展開するにしろ、
積極的に取り組んでいきたいと思っています。

セゾン投信の積立の他にも、
少額の積立となりますが、
つみたてNISA、iDeCo、ゴールド積立も並行してやっていますので、
そちらの積立についても今後書いてみたいと思います。

では、今回は、これで!

2020年6月12日
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