僕が風除室(玄関フード)を取り付けたいと思った理由は
僕が住んでいる地元・青森県の津軽地方では、
7・8割の割合で一般の方の住宅でも風除室を付けているのです。
ただ、最近の新築住宅は、気密性が高くなっていることから、
寒さ対策が十分されているという理由もあり風除室は設けない住宅も増えてきています。
住宅の見た目・デザイン上からも風除室を設けない方がいいと考える人が増えているということもあります。
住宅メーカー側がそう考える傾向にあるのか、
ユーザー側でそう考える人が増えているのか、
あるいは双方ともそう考える人が増えているのかは分かりませんが…
我が家も、最初、2014年の新築時には風除室を設けませんでした。
しかし、冬を何度か経験すると、
やはり風除室があれば便利だし、
風と雪の対策にもなると思うようになったのです。
ちなみに、実家は風除室気が付いているので、
風除室がある便利さは知っていました。
風の強い雨の日、風の強い雪の日、
そういう日に、風除室があれば、玄関から入る前段階で、
風除室に入れば雨・雪から身を守れるし、
風除室で雪が付いたコートから雪を払えるし、
傘をたたんだり、濡れた上着を脱いだりすることができます。
玄関内を雨や雪であまり濡らしたりすることなく家に入れるという利点があるのです。
それと、風除室があれば、
雨や雪にあたらず、風で飛ばされることもなく、
一種の収納場所という感じで、
鉢植えの花を置けたり、
ゴミ出しのボックスを置いておくこともできるな、
ともン思ったのです。
家の外と中の境目に風除室という空間を作ることで、
そのような機能を持たせることができるのだから便利だし、
やはり風除室を設置しようと思ったわけです。
風除室(玄関フード)の選定と見積もり
風除室を設置すると決めたときから、クルマで移動しているときには見えるお宅の風除室をチェックし、
リフォーム会社のチラシを保管しておいてチェックし、
だいたいこういう風除室がいいなと目安が付いてからはネットでチェックしました。
そして決めたのが、3枚扉のタイプの風除室ということです。
メーカーはどこでもよくて
リクシルでも、
YKK APでも、
三協アルミでも、
3枚扉の風除室であけばいい。
そして、僕の自宅はサッシが白なので、
風除室も白であること。
できれば20万円前後で取付工事までやってほしい、
という条件を示して、
実家のリフォームとかをお願いしてお付き合いがある住宅建設会社の担当の方へ見積もりを出してもらうことにしました。
20万円前後という予算は、
チラシやネットを見ると、
だいたいの平均的な取付工事費込みの料金として
このあたりが妥当な料金だと判断できたからです。
この20万円前後を大きくオーバーする見積もりなら、
他の業者さんにも見積もりをお願いしてみよう、
住宅を購入した不動産屋さんへ業者さんを紹介してもらうのもいいだろうし、
と思っていました。
で、お付き合いがある住宅建設会社からの見積もりは205,200円でした。
「リクシル・ツインカード3 上吊タイプ」という風除室で見積もりをしていました。
見積書↓
「リクシル・ツインカード3」は
リクシルのウェブサイトで見ていて気に入っていましたが、
改めてウェブサイトで確認して、
上吊タイプだとレールがいらないので、
その点でも異論はありませんでした。
なので、この料金でお願いすることにしました。
風除室(玄関フード)設置のビフォーアフター
左がビフォー、
右がアフター、
です。
ご覧の通り、
我が家は扉を付ければすぐに風除室になる、
という形状の玄関先でした。
ですので、工事自体も、
枠を付けて、
扉を組み込めば完了、
という簡単なものでした。
いわゆるI型という取付工事になるので、
工事工程も少ないので工事費も安いし、
本体や部品代も少ないので安くできる状態でした。
これが、I型ではなく、
L型やコ型とかになると、
部材代金も工事代金ももっと高くなると思います。
工事の工程ですが、
枠を付けて扉を取り付けて完了です。
工事日数は2日です。
1日目は枠を取り付けて行きました。
午前10時頃に来て、11時半頃には終えて帰りました。
↓枠が付いた写真
2日目は扉を取り付けていきました。
午前10時頃に来て、11時頃には完了して帰りました。
↓扉が付いた写真
これで完了です。
早いものでした。
取り付けて頂いた「リクシル・ツインカード3 上吊タイプ」は
上吊タイプなので、下にレールがないので非常にスッキリしています。
レールがないとけつまずくこともないのでバリアフリー面でもいいです。
3枚扉なので、大きく開くこともできます。
今の時期は、風除室に花の寄せ植えの鉢を置いています。
あと、左にゴミ出しのボックスも置いています。
ゴミ出しのボックスは一年を通して置いています。
冬は、花の鉢植えは撤去して、
雪掻きに必要なダンプとスコップを置いています。
春から秋にかけては、
風除室内に棚なんかも置いて、
もっと花の量を増やして彩を賑やかにしたいなと思っています。
アラカンになってきたら
花にも興味がわいてきているのです。
歳を取ると「花鳥風月」に目覚めるとか言いますが、
あながち間違っていませんね(^^;
以上、風除室(玄関フード)の設置例ご紹介でした。
これから風除室(玄関フード)の設置をお考えの方の参考になればうれしいです。
2020年5月13日