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お風呂に入っているイメージ画像


リクシルのエコベンチを利用している私の口コミです。
メリット・デメリット、各々があります。
私としては、デメリットよりメリットと感じている方が大きく、エコベンチ浴槽を選択して良かったと思っています。

【メリット】
  • 節水効果があるので水道代・燃料代が節約できる
  • 簡単に半身浴ができる(半身浴派も肩までつかう派も両者満足)
  • 踏み台(ステップ)になるので小さな子供やお年寄りが入りやすい
  • エコベンチに足を乗せるカタチになるのでリラックス度がアップする
【デメリット】
  • 背が大きい人はお湯から足先または膝が出てしまう
  • 二人で入ると狭いと感じるかも

このように、私はメリットの方を多く感じているのですが、
私が感じているメリット・デメリットをここから書いていきたいと思います。

我が家のリクシルエコベンチ写真画像01


エコベンチの節水効果

節水効果の例の説明画像

エコベンチのメリットは何といっても、エコという名前からわかるように、節水になるということです。

浴槽(バスタブ)の一部が、腰を掛けられるように少し高くなっていて、その分、入れるお湯の量が少なくて済みますので、節水になります。

節水分のお湯を沸かす燃料、お宅によって電気かガスか灯油かですが、その燃料も節約されるということになります。

具体的には1回あたり37リットルの節水になると聞いた記憶があります。
(浴槽のサイズによって多少異なると思います)

例えば、毎日お風呂に入るというお宅でしたら、
37リットル×30日として、
1ヶ月間で1110リットルの節水となります。

プラス1110リットルの水をお湯にする燃料費も節約になります。

水道料金は各自治体(市町村)によって異なりますが、
2017年の総務省の家計調査によると「1リットル=0.24円」程度ということですので、
1110リットルで266.4円になります。

ということは、
1ヶ月266.4円の節約、
1年で3,196.8円の節約になります。

水の量でいえば1110×12ヶ月で13,320リットルの節水になります。

それなりの、節水&節約だと思いませんか?
水道料金が高い自治体だともっと水道代が節約になると思いますよ。


エコベンチは足先または膝が出てしまう


エコベンチを使ってのデメリットと言えば、
ペンチ部分へ足を乗せるというカタチでの入浴となりますから、
背の高い人は、足が出てしまう、あるいは膝が出てしまう、ということはあると思う、ということです。

167センチ、59キロの私でも、膝を伸ばせば足先が出てしまうし、
足先(足の指/つま先)までお湯に入れようとすれば膝を曲げることになるので、
こんどは膝が出てしまうということがあります。

↓参考写真
エコベンチでつま先や膝がしらが出てしまう画像

なので、足先も膝もお湯の中に入れたいという時は、
膝を横に倒すようにして入ります。
そうすると、足先も膝もお湯の中に入ります。

↓参考写真
エコベンチで膝を横に倒して入っている画像


この写真だと、なんか窮屈そうに見えますが、
実際に入っているときは別に窮屈ではないし苦にならないのです。
それと、冬の寒い時期でないと、
足先または膝頭が少し出たりしても、
それほど気にならないということもあります。

あるいは、お湯を足して、
浴槽(バスタブ)いっぱい、
ギリギリまでお湯をはれば、
私の場合だと、足先と膝がお湯の中に入ります。

ただ、小柄で167センチの私でもこのように足先または膝が出ますので、170センチ以上の方は、私以上に足先または膝が出てしまうと思いますし、お湯を浴槽いっぱいに入れても足先または膝が出てしまうと思います。

ですので、170センチ以上の方がご家族にいる場合は、エコベンチ型ではなく、通常の浴槽(フラット型)にした方が良いのではないかと思います。

お風呂に入っているときは、リラックスする時間でもありますから、足先や膝が出てしまうようだと、十分にリラックスできないですよね。

いずれにしろ、リクシルのショールームに行くとかして、実際に、エコベンチの浴槽に体を入れて足先が出ないか、膝が出そうではないかを確認してみるといいです。

あるいは、サイズの長いエコベンチ浴槽があるようなら、長いものにすると足先または膝が出てしまうということがないかもしれませんので、サイズの長さについても、リクシルのショールームで聞いてみるといいかもしれません。

それと、ちょっと蛇足ですが、
エコベンチ浴槽の形として、背中があたる部分が曲線になっているので、
浴槽のふちに頭を乗せ、足はエコベンチへ伸ばして乗せて、
という姿勢をとると背中と曲線がフィットしてリラックスできます。
いわゆるリクライニングシートをちょっと倒して座っている感じというか。
この感じがとてもいいのです(^^
↓でその辺についてもメリット部分とそして書いてます。


エコベンチは狭い?


それと、エコベンチは「狭い」のではないか、
というデメリット的な口コミおよび質問がネット上に見受けられますが、
167センチ・59キロの男性である私が入る分には、
全然狭く感じることはありません。
ゆったり入ることができます。

浴槽の中に、
子供と一緒に入るとか、
夫婦一緒に入るとか、
という場合は、狭いと感じることはありそうです。

特に、どちらかのお一人が、体が大きい人だと、
二人で入ると狭いのは間違いありません。

どちらかが、エコベンチ部分へ座って一緒に入るのでしたら、
二人一緒に入っても狭くは感じませんが。

二人一緒に肩までお湯につかって、
という入り方の場合は、
とても狭く感じると思います。

ですので、
子供と一緒に入るとか、
夫婦一緒に入るとかを想定されているお宅の場合は、
エコベンチではなく通常の浴槽(フラット型)にした方が良いのではないかと思います。


エコベンチは半身浴も簡単にできる


エコベンチのメリットとして、
節水・節約の他に、
ベンチ部分へ座れば簡単に半身浴が楽しめます。

肩までお湯につかりたい、
半身浴をしたい、
どちらもできます。

また、家族の中に、
半身浴派、
肩までつかいたい派、
どちらがいてもお湯の量の調整をしなくてもいいので便利です。

半身浴派が後で入る場合でも、
半身浴をするためにお湯を捨てるというもったいないことをしなくても、
ベンチ部分へ移動すれば半身浴が楽しめるのです。


エコベンチは踏み台(ステップ)になる


もう一つメリットとしては、
小さな子供やお年寄りの方は、
浴槽へ入るときに、
まずはエコベンチ部分を経由して(踏み台として)バスタブへ入る、
ということができて安全かもしれません。

エコベンチもそうですが、
今の浴槽は以前と比べると全般的に浅い造りになっていますが、
それでも、一挙にまたぐには深いかも、という場合、
最初はエコベンチ部分にまたいで入り、
それから深い方へ移動、
という入り方もできて安全といえそうです。

我が家には小さな子供もお年寄りもいないので、
その部分についての実際の使い心地は分からないですが、
ネット上の口コミのいくつかでは、
小さな子供やお年寄りの方が入るときに安全でいいですよ
という評価も見受けられましたので、
私が年老いたときにはエコベンチで良かった(^^
ということがあるかもしれません。


エコベンチはリラックス度がアップする


さらに、もう一つのメリットとしては、
上記でも少し書きましたが、
足をエコベンチにあげることで、
リラックス度が増すということがあります。

腰を深くおろし、肩までお湯につかい、
背中はリクライニングシートに座るような形になり、
足はエコベンチに乗せることで少し高くなる、
この姿勢はとてもリラックスできるのです。

足(脚)が少し上になるということで、
けっこうリラックス度は違ってくるのです。

これは、ショールームとかでお湯がはられていない状態でエコベンチ浴槽に入ってみて、足をあげてみてもなかなか分からない感覚であるのですが…。

それと、バスタブがアームレスト形状にもなっているので、アームレスト部分へ腕を置くと腕が楽です。

エコベンチのアームレスト説明画像


我が家がエコベンチにした理由


我が家がエコベンチの浴槽にしたのは、
2014年の春の新築時に、
購入した住宅の設備備品としてデフォルトで設定されていたからです。

自分から進んで選んだのではなく、
デフォルトでエコベンチというタイプですが、
もし変更したければ変更できますよ、
ということだったのですが、
他の設備備品を選ぶためにリクシルのショールームへ行ったときに、
エコベンチを見て、腰も掛けられるし、節水にもなるし、
浴槽はエコベンチでいいね、ということで決めてきたのでした。

エコベンチを選択して良かったと思っています(^^


リクシル以外にもエコベンチ浴槽があるみたいです


エコベンチ型の浴槽は、リクシルだけでなく他のメーカーからも発売されています。
メーカーによっては、エコベンチではなく、違う名称の場合もあります。

例えば、私が調べた限りでは、
パナソニック、
TOTO、
タカラスタンダード、
クリナップ、
でエコベンチ型の浴槽を販売しています。

先日、知り合いの方の新築見学会へ行ってきたのですが、
そのお宅はパナソニックのエコベンチ型の浴槽でした。

見た感じ、パナソニックのエコベンチ型浴槽は、
ベンチ部分の高さがリクシルより若干低く見えました。

ということは、もしかしたら、
パナソニックのエコベンチ型浴槽は
足先や膝頭がお湯から出てしまうということがないかもしれません。

エコベンチ型浴槽をお考えの方は、
パナソニックのショールームへも行って確かめてみるといいです。

まとめ

以上、私の場合は、
エコベンチは、
狭いのではないか、
足先や膝頭がお湯から出てしまうのではないか、
この2点のデメリットと言われる部分も
ほぼ一人でお風呂に入るので狭いと感じることはないですし、
足先や膝頭がお湯から出てしまうということも膝を横に倒して入れば大丈夫なのです。

そして、そういうデメリットと言われる部分以上に
節水ができる、入浴時にとてもリラックスできる、
というメリット面の方が断然大きいです。

ただ、上記でも書きましたが、
背が大きい人は足先や膝がお湯から出てしまうということがあるかと思いますので、
実際はどうなのかをショールームへ行って確かめてみるといいです。

冬の寒い時期は、
全身をお湯に入れて温まりたいと思う人は多いと思いますので、
足先や膝頭が少し出ているだけでも気になると思います。
ですので、ショールームでの確認は是非ともしていただくことをオススメします。


2020年1月31日
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